機種解説

【徹底解説】auから発売のOPPO Find X2 Proの実力は?

10倍ズーム写真
OPPO Find X2 Proイメージ画像画像引用元:OPPO Japan公式

先日ついにauも5G発表会を行い、5G料金プランや新機種ラインナップなどが判明しました。ラインナップのひとつとして「OPPO Find X2 Pro」がauから登場することが分かりましたね。OPPO社のスマホがauで採用されることは初めてとなります。auよりも先に5G発表会を行ったSoftBankでも同じく初のOPPOスマホ採用が分かっており、ここ最近で一気に大手キャリアへの進出を果たしました。

ちなみにSoftBankから発売されるモデルは「OPPO Reno3 5G」であり、今回auから発売されるモデルとは異なります。auより発売予定の「OPPO Find X2 Pro」の方がハイスペックモデルとなるので金額はOPPO Reno3 5G」よりも高くなるでしょう。

追記:発売日が7月22日となることが決定し価格も発表されました。気になる価格は「OPPO Find X2 Pro」92040円。SoftBankの「OPPO Reno3 5G」68400円なので24000円程度高額となります。

 

OPPO Find X2 Proの基本スペック

OPPO Find X2 Pro本体イメージ画像画像引用元:OPPO Japan公式

まずは端末の基本スペックを表にまとめてみました。

名称 OPPO Find X2 Pro
CPU Qualcomm® Snapdragon™ 865
OS ColorOS 7.1(Android™ 10ベース)
RAM 12GB
ストレージ 512GB(外部メモリ非対応)
バッテリー SuperVOOCフラッシュチャージ2.0対応
4260mAh(2130mAh×2)
SIMスロット シングルSIM
カラー ブラック(セラミック素材)
オレンジ(ヴィーガンレザー素材)
サイズ
縦:約165.2mm
横:約74.4mm
厚さ:8.8mm(ブラック)/約9.5mm(オレンジ)
重量: 約217g(ブラック)/約200g(オレンジ)
画面サイズ 6.7インチ(画面占有率約93.1%)
解像度 3168×1440ピクセル(QHD+)
有機EL(AMOLED)
アウトカメラ 約4800万画素(f/1.7)+約4800万画素(f/2.2)+
約1300万画素(f/3.0)
インカメラ 3200万画素(f/2.4)
おサイフケータイ 非対応
防水・防塵 対応
(防水:IPX8/防塵:IP6X)
通信方式
Bluetooth®: 5.1
Wi-Fi® :2.4/5GHz 802.11a/b/g/n/ac/ax
接続端子
USB Type-C
発売日 2020年7月22日予定
au販売価格 税込92040円

「OPPO Find X2 Pro」は全体的に見てもいかにもな超ハイスペックモデルという構成になっています。CPUに関してでいえば今のスマートフォン市場では最高スペックのQualcomm® Snapdragon™ 865を搭載、RAMについても12GBでストレージも外部メモリ非対応とはいえ512GB搭載しているので十分過ぎます。5Gで登場するであろうあらゆるコンテンツからゲームアプリまで余裕で快適に楽しめます。

サイズや重量は2色それぞれで素材が違っているため若干の違いがあります。重さは200gオーバーなので割と重い部類に入るかと思います。SoftBankから発売予定の「OPPO Reno3 5G」は171gと比較的軽いモデルでしたので対照的です。重さの比較表を以前の記事同様に作りましたので参考までにどうぞ。

機種名 重さ
OPPO Find X2 Pro 217g(ブラック)
200g(オレンジ)
OPPO Reno3 5G 171g
iPhone11 / iPhone11Pro 194g / 188g
Pixel 4 / Pixel 4 XL 162g / 193g
Galaxy S20 / Galaxy S20+ 163g / 186g
AQUOS R5G 189g
Xperia 1 Ⅱ 181g

こう比較するとブラックはダントツで重いですが、これだけの性能を考えると相応ではないかと思います。

「OPPO Find X2 Pro」では「OPPO Reno3 5G」と違っておサイフケータイには非対応ですが、防水・防塵には対応しています。その他さりげなくですがWi-Fi規格のaxにも対応していますね。

発表会では「OPPO Find X2 Pro」の特徴として大きく分けて以下の3つのポイントが紹介されたようです。

  1. カメラ
  2. ディスプレイ
  3. 充電

ディスプレイは相当凄いなと思いましたね。当記事においてもこの3つのポイントに注目して解説していきたいと思います。

カメラ性能徹底解説

OPPOと言えばやはりカメラ。「OPPO Find X2 Pro」はフラッグシップモデルとなるので非常に高い性能を持っているのは間違いないですが、改めて詳しく紹介していこうと思います。

アウトカメラ性能

OPPO Find X2 Proのアウトカメラ構成イメージ画像画像引用元:OPPO Japan公式

まずアウトカメラですがトリプルレンズ搭載。それぞれの構成は以下の通り。

  1. 4800万画素のメインカメラ
  2. 画角120度の4800万画素の超広角カメラ
  3. 10倍ハイブリッドズーム対応の1300万画素の望遠カメラ

超広角カメラにも4800万画素が搭載されている他、10倍まで劣化が抑えられた10倍ハイブリッドズームにまで対応しており流石の性能です。

既にSIMフリーで発売済みの「OPPO Reno 10xZoom」と比較するとカメラ性能は大まかには似ているものの細かなブラッシュアップがされており被写体に素早くピントを合わせる高速自動フォーカスや撮影時の明暗差を的確に見極め自動的にISO感度を調節するデュアルネイティブISOなどの機能で逆光にも強く鮮やかな撮影があます。

ポートレート撮影はもちろん、ズーム撮影夜景撮影などあらゆるシーンに対応できるカメラ機能を持っていますが、そのいくつかの特徴を過去のOPPO端末で個人的に撮影した写真を参考として交えながら解説をしていきます。

驚愕の10倍ハイブリッドズーム撮影が可能に

OPPO Reno 10×Zoomにて10倍ズーム撮影した写真写真は「OPPO Reno 10×Zoom」にてズーム撮影したもの

「OPPO Find X2 Pro」「OPPO Reno 10xZoom」と同様に劣化を抑えた10倍ハイブリッドズームに対応していますが、公式サイトを見ると第2世代の10倍ハイブリッドズームと書かれていますので更にレベルアップしたズーム撮影が可能になっているようです。3つのレンズがシームレスに連携、レンズが切り替わる際にもホワイトバランスや色温度を保ったままでブレを抑え、安定した撮影を実現したとのこと。

OPPO Reno 10xZoom」にて撮影したズーム写真を参考までに載せておきます。

OPPO Reno 10×Zoomで超広角撮影した写真こちらは超広角撮影した写真

ここからズーム撮影をすると・・・

 

OPPO Reno 10×Zoomでズーム撮影した写真先ほどの写真と同じ位置からズーム撮影した写真

超広角撮影ではすごく小さく写っていた建物がここまではっきりとしたズーム撮影ができるのは素直に驚きます。

ウルトラナイトモード3.0搭載

OPPO R17 Proのウルトラナイトモードで撮影した写真初めてウルトラナイトモードを搭載した「OPPO R17 Pro」にて撮影した写真

今回のモデルはウルトラナイトモード3.0を搭載しており、3.0という数字がついていることから分かるように過去のモデルよりもさらにパワーアップした夜景撮影が可能になりました。特別にチューニングしたSonyイメージセンサーを搭載しておりメイン、超広角、望遠の全てにおいてウルトラナイトモード3.0が機能するためどんな場面においても距離などを気にすることなく最高の1枚を撮影できます。

マクロモード

OPPO Find X2 Proのマクロモード撮影イメージ画像画像引用元:OPPO Japan公式

マクロモードでは小さな被写体に対しても4800万画素の超高解像度レンズにより最大8倍まで拡大撮影が可能で非常に繊細なディティールを捉えることができます。

エキスパートモードで星空も撮影可能

ちなみに過去のOPPO機種同様にエキスパートモードというシャッタースピードなどをマニュアルで設定できるモードにて星空なども撮影可能。一例として私が現時点で使っている「OPPO Reno 10xZoom」にて実際に撮影した写真を載せておきます。

OPPO Reno 10x Zoomにて撮影した星空の写真※画質はオリジナルではありません。若干ブレてます。 (OPPO Reno 10x Zoomにて撮影)

 

インカメラ性能

OPPO Find X2 Proでのセルフィー撮影イメージ画像画像引用元:OPPO Japan公式

「Find X」と聞くと本体内部から飛び出すカメラを思い出しますが、今回はそういった構造ではなくディスプレイ内にカメラの穴が空いたパンチホール構造となっており3200万画素のレンズを搭載しているのでセルフィー撮影でも非常に高精細で美しい写真が撮れます。

もちろんお馴染みのA.I.ビューティー機能にも対応で顔のパーツごとにお好みで調整が可能となっており、自然で美しい自撮りが楽しめます。暗い場所の自撮りでもウルトラナイトモードのA.I.などが機能し影などを取り除いてくれるみたいですね。

よりパワーアップしたビデオ撮影

ビデオ撮影にもかなり力が入っているようでUltra Steady機能により手ブレを抑えた安定したビデオ撮影が可能となり超広角でのビデオ撮影でもブレを抑えてくれます。音に関しても3つのマイクで録音をしており風の雑音を低減したり被写体をロックし高品質な音声を録音することやズームに合わせて音量を最適化することもできるようです。

またOPPO独自の動画編集アプリSoloopを搭載しています。簡単に動画編集ができるようになっており、音楽や字幕など好みに応じて簡単に動画編集が楽しめます。自社で動画アプリを作成し用意するという試みは非常に面白いですね。

ディスプレイ性能徹底解説

OPPO Find X2 Proのディスプレイイメージ画像画像引用元:OPPO Japan公式

次にディスプレイについて。約6.7インチ画面占有率93.1%のディスプレイにはこれでもかというほどの機能がたくさん詰まっています。特徴を大きく以下の4つに分けました。

  1. QHD+(1440×3168)/3Kの解像度と10億色にもわたる色表現
  2. 120Hzという非常に高いリフレッシュレート
  3. O1 ウルトラビジョンエンジンやモーションクリアにより映像の質を底上げ
  4. A.I.による最適な輝度調整で目に優しい

ディスプレイにはコーニング社のGorilla Glass6を採用しヒビ割れや傷などへの耐久性にも期待ができます。これらの機能により圧倒的なディスプレイ品質を持っており、ディスプレイ評価団体からは「A+」という高い評価を得ているようです。それぞれの特徴を解説していきます。

圧倒的な色彩豊かな表現力

まず「OPPO Find X2 Pro」は簡単に言うとただただ圧倒的で息を飲むほどに綺麗なディスプレイです。QHD+(1440×3168)/3Kの解像度に加え10億色もの色表現に対応した有機ELディスプレイで映像が持つ最大限の色を引き出します。細かな色の変化も的確に表現し映し出すため今までにないほど滑らかな映像体験ができるでしょう。

120Hzという高リフレッシュレート

120HzのリフレッシュレートというのはiPhone11シリーズなど含めた一般的なスマートフォンが60Hzなのに対して単純に2倍なので圧倒的に高いことが分かります。SoftBankから発売予定の「OPPO Reno3 5G」は90Hzでしたのでそれよりも優れています。タッチサンプルレートは240Hzとこれも非常に高い数値でタッチしてからの反応にタイムラグがなくなり画面を触った際の反応は指に吸い付くようなリアルな動きとなります。

リフレッシュレートとは?

そもそもリフレッシュレートとは色々な例え方があるとは思いますが、例えば1つのシーンを50枚のページで描くのと100枚のページで描くのではより細かい滑らかな動きが表現できるのは100枚の方ですよね。このようにリフレッシュレートの数値が高いということはコマ数が多く滑らかな動きが映し出せるということなのです。

映像の品質を底上げ

映像技術にもO1 ウルトラビジョンエンジンモーションクリアといった機能が盛り込まれており通常の映像を高品質のHDR映像へとレベルアップさせます。例えば30fps以下の映像を60fpsや120fpsまで補正することで映像のカクつきや残像を抑え、滑らかな映像に仕上げてくれます。

公式サイトによるとモーションクリア機能はYouTube、Netflix、Amazon Primeビデオに対応しているとのこと。

A.Iによる目に優しい輝度調整

OPPO Find X2 ProのA.I.輝度調整イメージ画像引用元:OPPO Japan公式

ディスプレイの明るさや色温度などを周りの環境光に合わせて自動で調整する機能にも対応しておりブルーライトの低減なども合わせ、目の疲れを可能な限り減らしてくれます。暗いところであかるいスマホの画面を見ていると目が疲れますし、明るいところで画面が暗すぎても見づらいのでこうした輝度調整をA.Iが自動的に最適化してくれるのは良いですね。

SUPER VOOC2.0による驚異的な急速充電

OPPO Find X2 Proの急速充電イメージ画像引用元:OPPO Japan公式

OPPO社独自の急速充電技術SUPER VOOC2.0に対応しており、たったの10分間の充電で40%、38分で100%フル充電が可能に。

2130mAhのバッテリーを2本搭載し4260mAhバッテリーとする構成をしているため効率の良い急速充電を実現しているようです。あまりにも充電が速いと安全性を疑う方もいるかもしれませんが、安全な高速充電技術としての認定も受けているので心配ありません。

充電をし忘れていた時間のない朝でも十分な充電が可能なのでバッテリー切れの心配をしなくて済みますね。

防水・防塵に対応

OPPO Find X2 Proの防水イメージ画像画像引用元:OPPO Japan公式

おサイフケータイには非対応ですが、防水・防塵には対応しています。防水・防塵にはそれぞれ耐久性によって規格が存在するのですが、「OPPO Find X2 Pro」はどのくらいのレベルなのか表で解説します。

防水 規格はIPX8で水没させたり多少水中使用しても問題無いといったレベルなので水中に沈めて撮影なんかも一応大丈夫でしょう。(過信は禁物)
防塵 規格はIP6Xでこちらは粉塵の侵入を完全に保護すると言われていますがテスト条件下の話なので砂浜に直接置いたりなどは控えた方が良いでしょう。

実はどちらとも規格上は最高クラスではありますが、過度な期待をして無理な使い方をすれば壊れる可能性はありますので注意しましょう。しかし急な雨やアウトドアのシーンでも安心して使えることは間違いありませんね。

OPPO Find X2 Pro まとめ

ここまで色々と解説をしてきましたが最後にポイントをずらっとまとめていきます。デメリットとなる部分のみ赤字で記載しています。

・5G対応に加え非常に高い処理能力で快適に使える

10億色の色表現や超高解像度の息を飲むディスプレイ

・120Hzのリフレッシュレートで圧倒的な滑らかな動き

・ウルトラナイトモード3.0や10倍ズームなど更に進化した撮影機能

・SUPER VOOC2.0による超急速充電

・防水・防塵に対応

・Dolby Atomosサウンドシステムの迫力ある音響

・解除エリアが広くなり使いやすくなったディスプレイ指紋認証

・おサイフケータイ非対応

・キャリアモデルとなるのでauからしか入手できない

・200gオーバーのため重たい

性能を見ればモンスター級の優秀すぎるスマートフォンです。これで薄くて軽かったらパーフェクトではと思えてしまいますが、やはり重量は200g超えとそこそこあるのでそこに関してはデメリットですね。また、おサイフケータイが非対応な点も少し残念です。

カメラ機能は流石フラッグシップモデルといった内容でかなり期待できますし、個人的にはSUPER VOOC2.0の急速充電に対応しているのが嬉しいですね。

気になる価格ですが、まだ正式発表されていないので詳細は不明です。これだけの性能ですから10万円オーバーにはなるだろうと予想します。参考として海外での販売価格は日本円に換算して約143,000円のようです。過去の機種もコストパフォーマンスが素晴らしかっただけに今回も多少期待したいところ。続報を楽しみにしていましょう。

追記:発売日と価格が判明し、価格はまさかの92040円でした!!10万円を切ってくるのは予想外でしたがこれは嬉しいですね。ちなみにauのかえトクプログラムを利用した場合の実質価格は55200円となります。これは手に入れる価値ありですね!